D.U.B

京都の磔磔でD.U.Bのライブを聴きに行きました。
DUBは「どくとる梅津バンド」、
梅津和時 アルトサックス
片山弘明 テナーサックス
早川岳晴 ベース
菊池隆  ドラム

知ったきっかけは、清志郎のRCサクセションの後ろで楽しそうに踊ってサックス吹いてる人は誰?という興味から。私が高校生のころです。
D.U.B解散は88年。その後、ドラムの菊池氏は音楽活動をやめ、飲食店経営に。でも、東京で本当に時折、D.U.Bのライブがあるそうです。
それが、今回は京都磔磔35周年で『 2009春 梅津和時磔磔のプチ大仕事』と銘打った梅津さん7DAYS。そのひとつが「還ってきたD.U.B」だったのです。ああ、京都なら行ける! というわけでした。

磔磔の入り口近く、2階へ続く階段の向こうから、2本のサックスで、D.U.Bの懐かしいメロディが。そんな幕開けでした。曲は「DOWN DOWN」。
そりゃ確かに、とても楽しみにしていたライブには違いなかったけど、聴いた瞬間にじわっと涙が出てきて、あとからアタマで、「ああ、そうだ、泣けるよな、うん、そうだ」なんて後追いで思ったりしました。

ホント、D.U.Bは大好きなバンドの一つでした。今でも好きなアルバムはどんだけでも聴く方ですが、D.U.Bも一体どんだけ聴いたことでしょう。梅津さんから、私はいろんなことが始まったんだよな、と思いだしたりして。
あの曲もやりました。「1970」。これが始まった時はさすがに涙腺直撃で泣けました。


とにかく、とてもいい夜でした。
帰りは磔磔から高瀬川沿いの桜を見ながら、三条の小さなビジネスホテルまで歩いて帰りました。