雑貨屋さんの中

買ったばかりの2weekのソフトコンタクトの度数が合ってないじゃんねー。左はいいけど右が。
ああ、なんか視界がブレブレ。これで2週間かー。ヤバくないか?
しかも、どのレンズもみんなダメだったら、半年分購入したので半年間ブレブレじゃないですか。

そんな状態でパルコのセンチュリーで映画を観て。
そのあと、久々にパルコの中をちょっとぶらぶら。
小さな雑貨屋さんに入る。可愛くてシンプルで安い日用品を取り扱ってる雑貨屋さん。流れてる音楽も心地いい。

可愛い雑貨屋、大好き!
な女性は多いわけで、私も大好きなんですけど、
私、あんまり真剣に商品を見たりしないのね、いつも。
なんでかなって考えたんだけど、実は私は何かを買いたいという欲望や所有したいという欲望が割りと薄めで、だからね、長い時間かけてたくさんの商品を一つ一つ吟味したり探したり見つめたり出来ないのです。本当に、ざっと見て、時折ただ一つぐらい気になるものと目が合って、それはちょっと迷ったりもするんだけど、ぐらいな感じ。
けど、雑貨屋さんが好きで、その好きって一体何さ、ってことなんですけど、私はそこに「いる」という状態が好きなのです。そこは自分ちではなく、だからそこにあるものは自分が買って・所有しているものではなく、雑貨屋さんというお店に、ただいる、という状態が好き。だから、そういうところの店員さんがとても羨ましく思えるんだ。

ふと、幽霊でいいな、なんて思ったりもした。
幽霊になって、この場所にずっといたいな、なんて。
そんなことを考えながら、ここにずーっといたいなあと思いながら、漠然と商品を眺めて、500円で小さくて軽いバッグを1つ、買いました。