Twin Violin Special Session

で、TOKUZOで「Twin Violin Special Session」。
[定村史朗(violin :from NY)勝井祐二(violin)益子樹(syn)芳垣安洋(ds)]
なんでROVOはあんなにTOKUZOもクアトロも埋め尽くすし、人がぎゅんぎゅんでスタンディングで吐いてしまう娘さんもいたりするというのに、こういうライブにはこないのかなあ。お客さん、40人かそこらだよ。ゆったり聴けていいけど、とても勿体無いなあ。
いつのまにやら体が動いてしまう。心地よい。アンコール前の曲ではお酒のせいでちょっと眠くなってしまったんだけども、寝てしまう私の体、けれども同時にそれは音楽を聴いてる私の体で、どこかが半分居眠りしながらも、体は音に対して反応をやめることなく動いてしまいます。不思議だなあ。
心地よいのだけどもそこには音と音の間に、空気に、緊張感あふれてて、音楽が常に上へ上と、前へ前へと目指していくような感じがするのです。これは勝井さんのキャラクターのせいかしら。
芳垣さんのしなやかさと縦横無尽さもステキ。
そして音量はそれほど大きくなく、けれど確実に面白いリフを生み出して絶妙な立ち位置で全体の音を支えている益子さんの音も大変面白かったです。

さて、来年には是非、勝井さんの「in the dark」をうちでやりたいと思っています。完全に真っ暗にして、その中で演奏するというものです。真っ暗好きの私としては、異様に興奮してしまう企画です。わくわく。