22日午前0時

渋さのライブが終わり、私とTAKEDA、へろへろした足取りで家路に着きながら、そういえば、と不破さんと最初に出会った99年のことをまた思い出していた。
渋さは、1枚目のアルバムをリリースした当初、90年頃から聴き、すぐにファンになり、以来ずっとCDを買って聴いてました。で、1999年1月、TAKEDAがうちのホームページに、渋さの「渋龍」というアルバムの感想をアップしたのです。
「今月の1番!
渋さ知らズ『渋龍』
なんつっても今月の一番はこれで決まり! 渋さ知らズのニューアルバムですから。
今回のこのアルバム何だか初期の頃のウサン臭さが戻ってきてて嬉しい限りです。混沌とした音塊の中から浮かび上がってくる不破さんのメロディー、僕は大好きです。
ライナーの中のヨーロッパツアーの模様を読むにつけ、『メールスへ行きたかったー!』と思うのですが我が家にそんな金は無し。
渋さ知らズ名古屋公演』を切に願います。渋さ知らズにはテントが似合いそう。」

で、この文章を見つけてくれた不破さんから、ある日突然メールが届いたのです。確か3行くらいの。「ありがとう」というメールが。
あれが、そのメールが、この今の私たちの個人的ないろんなことに繋がっているのです。

その頃、渋さ知らズは名古屋に来ることは無く、だから本当に心から願ってたんだよね。でも、今は、あるんだよ。しかも、それに出演させてもらうなんてこと、あの頃は想像さえしていなかった。
ああ。今夜は、
「世界の名古渋 渋さ知らズ名古屋オーケストラ」でした。

でした。でした。
あーあ、終わっちゃったなあ。
いろんなものが一気にあって、一気に終わっちゃって、なんだかちょっと、今は、しょぼんだ。
このままぼーっと起きてると明日が来ないような気がするんだけども、寝てしまったらすぐさま更新されてすぐにでも明日が来てしまうような気がするんだけども、寝てようが起きてようが、明日は来るんだよなあー。
ぷうー。