「書店はタイムマシーン」

読みかけの本とマンガがあるのに、ついつい辛抱たまらずに新しい本に手を出してしまった。
桜庭一樹の読書日記「書店はタイムマシーン」。

書店はタイムマシーン―桜庭一樹読書日記

書店はタイムマシーン―桜庭一樹読書日記

本の本。作家・桜庭一樹の読書日記なんだけども、なんつーか、本の海の波打ち際でわくわくするよ。ここで取り上げられている本の、どんだけを読めるのかしら、私。
全部読んだら、もう一回目を通して、読みたい本を書き写しておこう。
ところで桜庭一樹は速読が出来るのかな。かなりなスピードで本を読んでいる。吾妻ひでおの「失踪日記」だったかでも、今日は○○と△△と□□を読んだ、なんて1日2〜3冊ほど読んでるようだった。
私は1冊読むのに1週間ほどかかってるなあ。しかも途中で中断しているのもあるし。もっと早く読めたら、もっとたくさんの本が読めるのにと思うんだけども、今の私にはこれで精一杯みたい。
中学の時は1日1冊のペースで読んでいた。読むのが早いわけではないが、あの時は休憩の時間は勿論、授業中でも読んでたし、帰り道、歩きながらも読んでいた。思い出すと、本を読んでいるのが一番楽しかったかも。音楽はBという男の子がカセットテープに入れてくれたビートルズぐらいで、あとはAMラジオ。部活も楽しくなかったし、恋は片思いだから脳内妄想ばかりだし。本を読むということがなにより至福の時間だったな。