今日は手帳に赤で「ダメ」と書きました

どもここんところ、気持ちがぞわぞわ気味で。はっきりとそんな感じではないけれども、遠くにある何かの気配を前にして、体の毛が少しだけ浮き上がっているような。

そしたら、多分、今日はぼーんと暑くなったせいかもしんないけど、いきなり、あかんのでした。どうにもあかんのでした。
とにかく気持ちがダメで、例えばダメになってる核の部分には、それ相応の理由がある。概ねそのきっかけは仕事のことだったりするのですが。でも、それは本当のところはたいした問題ではないのですが。
しかし、ぐるぐる思考が始まる。
どんどんとつらくなったり落ち込んだりしてくるので、例えば自分をなるべく切り離して他人事だと思って客観視したり、ポジティブな解決方法を見つけたり、またはもっとも最悪なことを想定して、どうでいつかは最悪な事態なんて来るわけで、それですべてがチャラになったあとでリターンマッチってのも悪くはないなと思ってみたり。
または考えるのをやめてきゅっきゅきゅっきゅと掃除したり。

ところが、どうにもダメなときは、これらのどれも効きません。
だいたいの場合、答えなど外にはない。自分の中にしかないのです。
でも、その自分がどうにもこうにも弱っててぐらぐらだと、頭でどんだけ対処を考えたって、うまくいきません。
夕方ぐらいから呼吸が浅くなってきて、胸がわずかに痛くなってきて、お客さんが切れたときに、厨房に行って3回ほどぼろぼろと泣いてました。なんともいえない不安だけが、体にまとわりついてます。

私が自分の普段のゲージを越えてなんだか怒ってる日々が続いたときに、手帳に赤で「怒ったマーク」を記したのが、数年前の4月。
今日のこの気持ちは、私にとってちょっと普段のゲージを越えている。
赤で「悲」と書いてみました。でも、泣いてるけど、「悲しい」とはちょっと違うんだよなあ。
あとからそれを線で消して、「ダメ」と書き直しました。
そうそ、とても自分がダメな感じ。
お客さんが来てもだんだんと声も出なくなる。胸がますます痛くなってくる。

でも、それが夜8時ぐらいに、なんだか少し、その気持ちが軽くなってきた。なんでかって言うと、お客さんが次々に来たからで、自営で接客業をやってらっしゃる方ならこの感じ、きっとわかると思うわ、なんつーか結局、仕事をすることで癒されるのよね私たちは。仕事のことで傷つくことがあっても、それを癒してくれるのもまた仕事なのです。

明日は(もう今日だけど)日曜日です。
仕事をしている曜日で一番好きなのが、日曜日です。日曜日が来ると思うだけで、それは私にとっては休日ではないのに、とってもうきうきするのは、きっと子供のころの日曜日の嬉しさみたいなものが深いところまで刺さったまんまだからでしょうか。今の私にはタイムボカンシリーズサザエさんもカルピスまんが劇場も無いのに。
というわけで、明日は日曜日なので、今はもう元気です。