7/7 満月の夜

今日は満月ですね。
ここ数日は、ワヤン・スパルタナという男の人と会ってます。
彼はお父さんがモンク(僧)、奥さんはバリ舞踏の踊り手で、ワヤンはランプのお店を経営しています。去年、お祭りのときにTAKEDAがお祈りの仕方を教えてもらうために声をかけた人で、そこから付き合いが始まりました。

今夜は満月で、バリのあちこちでお祭りがあります。
それで、私たちも持ってきた正装を着て、今夜はワヤンにそのお祭りに連れて行ってもらいました。

その前にお昼ごろ、新しいホテルに変わりました。
それまで5泊したホテルは、ワヤンの家からそんなに離れていない閑静な地域でした。
今回の最後のホテルは、割と毎年滞在しているレギャンのジャラン・パドマ・ウタラにある格安ホテル「シナール・バリ」です。周囲には店も多く、仕入れをしたり旧友に会うのには便利な場所で、最後の2日間をここで過ごします。

夜になり、ワヤンが奥さんと9歳になる、息子を乗せた車でホテルまで迎えに来てくれました。
満月の夜は、あちこちのお寺でお祭りです。
正装を着用して、お供え物と、花びらとお香のはいったお皿をもって、お寺にいきます。
そこでスンバヤンというお祈り。手をお香で浄めて、花びらを指先はさんで3回祈ります。
その後、モンクに聖水をかけてもらいます。
聖水で2度口をすすぎ、3度目にそれを飲み、4度目は頭にかけてもらいます。

スンバヤンはそれでおわりです。

でもこのために、ものすごくたくさんの人が集まってくるのです。
夜中にはお寺で舞踏が行われるそうですが、それはあまりにも遅いので、私たちは帰ることにしました。
帰りに、ワヤン行きつけの近くの屋台で、焼いた鳥肉ののったごはん、アヤムゴレンをたべました。


お寺から少し離れたところで撮影したら、オーヴがいっぱい写りこんでました。
ワヤンの周囲にいっぱい。ワヤン、嬉しそうだったからかなあ。